Apr. 20,2018 松山 美紗
サボテンは、サボテン科に属する多肉植物の1種で、他の多肉植物に比べて水やりの頻度が少なく育てやすい種類です。
「簡単に育てる」には、サボテンの体の構造を少し知っておくだけで大きなヒントになります。
solxsolでは、いろいろなサボテンを揃えております。
トゲトゲがあったり、花が咲いたり、ふわふわだったり。
愛嬌があって様々な姿が楽しめるサボテン、お気に入りの1つを見つけませんか?
サボテンの棘の役割
サボテンといえば、あのトゲトゲの姿。
葉が変形してできたといわれているトゲですが、理にかなった立派な役割をしています。
外敵から身を守る意味ももちろんありますが、トゲがサボテンの体に影をつくることで日焼けと体表面の温度の上昇を防いで蒸れないように、そして、体表面から水分の放出も防いでいるのです。
トゲを全部とってしまうと表面温度が10℃も違うとも言われています。
また、空気中の水分をトゲにあてて落とし根から取り込むという技も持っています。
おかげで雨の降らない砂漠でも昼夜の気温差でできる露などの少ない水分を得て生育できるのです。
こんなに大事な役目をしているトゲですが、日光が不足するとその役目が必要ないと言わんばかりに弱っていきます。
茶色く変色してきたりポロッと取れてしまったり、、、それは弱っているサインです。
しっかり日光に当たる場所へ移しましょう。
サボテンの水やりの仕方
少ない水分で生育できる=水やりの頻度が少なくてよいとお分かりなったかと思いますが、ではどのくらいが適切なのでしょうか。
水やりを考えるときはサボテンの体を水をため込むタンクとイメージしてみて下さい。
大きなサボテンはタンクも大きいので月に1~2回の水やりで十分です。小さなサボテンはタンクが小さい分、水を好みます。月に2~3回が目安です。
水が不足すると新しい根が枯れ、成長を止めてしまうので注意が必要です。
サボテンが好む置き場所とは
光を好みますので、光の当たる窓辺か、屋根のある屋外が良いです。先細りして育ってしまうのは日光不足の合図です。大概、調子が悪くなってしまうのは置き場所が悪いという事が多いです。
屋外で越冬できる種類もありますが、冬は凍らないように室内に取り込むと安心です。
屋外の場合は、ビニールで覆ったり、プチプチで囲ってあげたりと、工夫をすると良いです。
最後に
丈夫で枯れない!というイメージのあるサボテンですが、置き場所が悪く、何もしなくても1ヶ月ぐらいは生きられますが、最終的には枯れてしまいます。
たっぷりの日光と水やりのタイミングがつかめれば、必ずや元気に育って、花を咲かせてくれます。
いつも真剣に向き合わなくても、たまに見てあげて様子を見ながら育てれば誰でも育てられる植物です。
是非、自分の好きな器に好きなサボテンを組み合わせて、長〜く付き合ってもらえればと思います。
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